いつもお世話になっております、「蔵こん」営業部の佐藤でございます。

さっそくですが、私の外回りレポート、【蔵れぽ】のコーナーになります。ご笑覧ください。

 

さて、今回はさいたま市最古の蔵元「内木酒造」にお邪魔致しました。

埼玉県の蔵元で集まってイベントは結構よくやっているんだけど、最近はあんまり参加できてないです。うちのスタイルは自然体ですかね。と語るクールな内木英行様でございます。

以下にインタビューを掲載致します。


―さいたま市で最古の蔵(1774年創業)だとお聞きしたのですが?

そうですね、合併後4蔵あるんですけど、うちだけもともとは浦和市唯一の蔵で、合併後のさいたま市になっても、歴史は一番古いようですね。

 

―素晴らしい伝統ですね!

いや、まあ、それで特別なにかってことはないんだけどね(苦笑)

―今現在、南部杜氏の方が造られているとのことですが、これは歴史的に早い段階から?

いえいえ、30年くらい前までは越後杜氏の方にお願いしてたんだけど、その後南部杜氏の方に。

 

―業界的に杜氏のトレンドってあるんですか?

どうでしょうか、今はそもそも出稼ぎで杜氏でっていう方が減っていて、社員杜氏さんとか、社長が自分で、とか増えました。うちはいまだに古風にやってるんですけど。

 

―古風、伝統といえば、明治11年に建立された学舎にちなみ、「鳳翔閣」という埼玉大学のプライベートブランドをお造りになられていますよね。

はい、5年位前からやってるんですけど、地元の埼玉大学の方から話があって、うちを含めて3蔵で種類を分けて造ってます。うちは本醸造を担当していて。もともと熱心な教授が先頭になってはじめたんだけど、今はもう大学にはいらっしゃらなくて。幸い今も継続して造っていますけど、以前に比べれば出荷量はやや減っています。

 

―やはりスタート時と比較すればそうなりますよね。

計画のスタートは埼玉のお米で、埼玉の酵母でつくるっていう、こだわりのブランドだったのだけど。プライベートブランドを育てていくってのは難しいですね。それでも埼玉大学ではこのブランドのお酒で味覚センサを使った日本酒研究を行い、論文を発表するなど、鳳翔閣のPRに今も力を入れています。


ありがとうございました。自然体で地元に愛される「内木酒造」様らしく、あまり力を入れて宣伝するようなことはしないとのことですが、最近はインスタグラムにハマっているそうです。皆様も、フォローしてみては?

インスタグラムからの一枚。

https://www.instagram.com/explore/tags/%E5%86%85%E6%9C%A8%E9%85%92%E9%80%A0/?hl=ja

それでは皆様、今後とも引き続き宜しくお願い致します。

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