蔵元の紹介 Brewery's data

辰泉酒造

辰泉酒造は創業以来、会津の恵まれた環境のもと、大量生産・大量販売方式を避け、手造りの良さを生かしたていねいな酒造りを心掛けて参りました。 ・原料米は、幻の酒造好適米「京の華」の復活をはじめ、良い米を地元農業者と共に育てる事から酒造りに取り組んでいます。 ・仕込み水は磐梯山麓および飯豊山麓の自然湧水と、当社の地下よりわき出る清浄な井戸水を用いています。 ・仕込み(酒造り)は一年中で最も寒い季節(空気の清浄な時期)の12月から3月までに限定し、一本ずつ丁寧な小仕込みを行っています。 全ては酒本来の馥郁(フクイク)たる香りとまろやかな風味・旨味を引き出し、飲む人の心に感動を与える清冽な酒を造るために。 「会津の米と会津の水を生かしたこだわりの酒造り」・・・現在もその姿勢を変える事なく、酒造りに取り組んでおります。

  • 代表者: 新城壯一
  • 本社所在地: 〒965-0034 福島県会津若松市上町5番26号
  • 電話番号: 0242-22-0504
  • 創業: 明治10年
  • 公式HP

brewery profile 蔵元について・受賞歴など

歴史
・明治10年(1877年)
初代新城龍三、本家新城家(酒造業)より独立し、会津若松市博労町
(現会津若松市上町)で酒造業を創業
・昭和41年(1966年)
会社組織に改め、合資会社辰泉酒造となる
・昭和49年(1974年)
三代目新城新次、社長(代表社員)に就任
・昭和60年(1985年)
幻の酒造好適米「京の華」を復活させ、醸した酒「純米大吟醸 京の華」発売
・平成2年(1990年)
会津産の米を用い、伝統の手法で醸した酒「純米 会津流(あいづながれ)」「本醸造 会津流」発売
・平成10年(1998年)
第80回南部杜氏自醸清酒鑑評会において国税庁長官賞(総合2位)を受賞

・平成13年(2001年)
無濾過純米吟醸酒「成志」発売

・平成18年(2006年)
平成17酒造年度全国新酒鑑評会において金賞を受賞

・平成19年(2007年)~平成21年(2009年)
平成18酒造年度全国新酒鑑評会において金賞(第Ⅰ部:山田錦以外の部)を受賞
平成19酒造年度全国新酒鑑評会において金賞(第Ⅰ部:山田錦以外の部)を受賞
平成20酒造年度全国新酒鑑評会において金賞(第Ⅰ部:山田錦以外の部)を受賞

・平成21年(2009年)11月
四代目新城壯一、社長(代表社員)に就任

・平成22年(2010年)
平成21酒造年度全国新酒鑑評会において金賞(第Ⅰ部:山田錦以外の分)を受賞

・平成23年(2011年)
平成22酒造年度全国新酒鑑評会において金賞(原料米別審査制度撤廃)を受賞

・平成24年(2012年)
杜氏 晴山成志 引退により社長 新城壯一が製造責任者となる。
社員・地元蔵人での酒造りが始まる

・平成25年(2013年)
平成24酒造年度全国新酒鑑評会において金賞を受賞

「京の華」ものがたり
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まぼろしの酒造好適米「京の華」

2003年 田植えより
  「京の華」は高名な育種家である工藤吉郎兵衛翁が創り出した酒米(酒造好適米)です。「亀の尾」直系の酒造米「酒の華」と兵庫県の酒造米「新山田穂」の交配により大正時代末(1920年代)に山形県庄内地方で生まれました。
当社のある福島県会津地方でも、会津の土地に合った酒造米として広く育成され、会津の清酒が飛躍的に成長した原動力を担いました。
しかし昭和30年代(1950年代)、大量生産と効率化を求める風潮の中、「京の華」は会津や庄内をはじめ全国から徐々に姿を消していきました。
栽培が難しい上、生産性が低い為だと言われています。
「京の華」は人々から忘れ去られ、まさに幻と化していたのです。
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「京の華」の復活
 「先輩たちが造り、育てた会津の米と酒を復活させ、この地に残していきたい」
社長(現会長)の新城新次は昭和55年(1980年)、福島県農業試験場にわずかに保存されていた「京の華」の種籾(たねもみ)を探し当て、栽培への取り組みを開始しました。
しかし、一度田地から消えてしまった米を育てるには、稲作に対する深い知識と経験が必要でした。その時、力強い協力者が現れます。地元会津のベテラン農業家、古川儀一さん(故人)、斉藤徳美さん、弓田隆雄さんです。三人は社長の思いに共感し、米造りを引き受けてくれたのです。「京の華」は草丈が一般的な稲より高いためいかに、倒さずに栽培するかが鍵となりました。
そしてついに、四年後の昭和59年(1984年)、わずか200グラムだった種籾が、酒が造れるほどの収穫量にまで達しました。幻の米「京の華」が復活したのです。

2003年 京の華の苗
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「純米大吟醸 京の華」の誕生
 新城新次と杜氏晴山成志はさっそく酒造りに取り掛かりました。
試行錯誤の末、「京の華」は低温仕込みでも米が良く溶け出し、
独特のまろやかさと旨みが出てくる事が解ってきました。
 こうして、「京の華」と会津の自然水のみを原料とし、低温長期もろみ
(10~11℃で30~32日)で熟成させた酒が完成しました。
 さわやかな果物のような吟醸香があり、口に含むとスッキリとした中に
まろやかで味わい深い米の旨みが広がる。そしてトロリとした触感が余韻
として残る。

昭和60年(1985年)、「純米大吟醸 京の華」誕生の時です。
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変わらぬ情熱と挑戦
 まぼろしの米「京の華」を復活させ、新しい伝統の酒「京の華」を造り始めてから20数年。
平成19年、「大吟醸 京の華」が全国新酒鑑評会にて金賞を受賞いたしました。会津の地に育った「京の華」がついに全国に認められるまでになったのです。
しかし、米造りにも酒造りにも、これで完璧という言葉は存在しません。農業家弓田隆雄さんは今も変わらぬ情熱を持って酒造米「京の華」を育てています。杜氏晴山成志の挑戦も続きます。これからも辰泉酒造は「こだわりを持ちながら、清酒を美味しく造り続けて行きたい」と考えます。

2003年10月 刈取

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