日本酒 Japanease SAKE

喜量能、大治郎、19歳の酒

銘柄により酒屋様に取扱いの無い場合もございます。予めご了承ください。

深井中野酒本店:滋賀県琵琶湖の東側、東近江市にある畑酒造。創業は大正時代と酒蔵としては比較的新しく、鈴鹿山系の伏流水を地下100mから汲み上げ酒造りに使用しています。現在は若き蔵元の畑大治郎氏と能登杜氏が酒造りの指揮を取っています。以前までのメインブランドは「喜量能」という銘柄でしたが、大治郎氏が蔵に入って約五年後、未来へ向けてのブランドとして「大治郎」は生まれました。若い蔵元はなにかと新しいことを試してみたり、色んなタイプ(酵母、米、精白など)を造りたがったりするものですが、大治郎は敢えてそれをせず、米は地元産、山田錦、吟吹雪の二種、酵母は9号、14号の二種と、潔さを感じます。環境を考え有機栽培などで米造りをしている呑百笑の会のメンバーに契約栽培をしてもらった地元産米を使用し、製品はすべて無濾過の原酒といったこだわりがあります。また、酒名が大治郎になった経緯には、新しいブランドを造った大治郎氏が酒名に悩み、農家の方に紹介してもらったのが、八日市にある法泉寺の和尚であり書家としても有名な増田洲明氏。そこでいろいろと相談し、初めは地元の太郎坊などが候補に挙がったらしいのですが、最後に「あんた名前は?」と聞かれ「大治郎です」と答えると「ええ名前や、それにしよう」ということで「大治郎」になったという秘話があります。造り手の顔が見える酒というコンセプトもあったため、結果的にはよかったのかもしれません。
 小さな小さな造り手ですが、酒造りへの情熱が溢れる「大治郎」を当店はおススメします!

SAKE Street:「喜量能(きりょうよし)」と「大治郎」を醸す畑酒造は滋賀県東近江に位置します。喜量能は畑酒造代々の伝統を守った造り、4代目蔵元の名を冠した「大治郎」は現蔵元の感性が反映された日本酒です。

畑酒造とSAKE Streetの接点が初めて生まれたのは、「大治郎」の輸出をサポートさせていただいたときでした。大治郎の旨味主体の食事を引き立てる酒質が元々好みでしたが、初めて一緒に仕事をさせていただく中で誠実な人柄にふれ、「畑さんと仕事がしたい」と思い取引をお願いした次第です。

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