蔵元の紹介 Brewery's data

有限会社 山田酒造

鹿児島県の奄美大島・龍郷町で黒糖焼酎「あまみ長雲」「長雲一番橋」を造っています。家族で造る小さな焼酎蔵です。

この蔵元について BREWERY'S DATA

代表者 山田隆博
本社所在地 894-0105 鹿児島県大島郡龍郷町大勝1373-ハ
電話番号
公式HP https://www.facebook.com/yamadasyuzo/

brewery profile 蔵元について・受賞歴など

農協の酒造場に勤めていた先々代の山田嶺義が、現在の場所で創業したのが、この酒蔵の始まりです。

当時から、この長雲山系の地下水を活用してきました。代表銘柄である「あまみ長雲」の「長雲」はその長雲山からきています。初代の頃から引き継いだ「あまみ長雲」は、昔ながらの甕仕込みで、常圧蒸留で造っています。

高温で蒸留するため多くの味の成分が移行して、風味に幅が出ます。その風味を更に活かすため、冷却濾過は行いません。貯蔵・熟成しながら自然に浮いてくる油脂分を繰り返し取り除いて行くことで、油脂分で白濁していた液は、徐々に澄み濁りのない原酒に仕上がります。

その原酒を長期間貯蔵することにより豊かな香りが花開き、アルコールの角が取れて円やかな口当たりに変わります。手間をかけ、時をかけることによってのみ引き出される豊潤な味わいを是非、お楽しみください。

平成21(2009)年より蔵の近くに一反の畑を拓き、サトウキビの自社栽培に取り組んでいます。
春に植え付け夏場に草を引き、背丈より高く育ったキビを1月頃に家族総出の手作業で刈り取る。機械を使わず手刈りすることでキビの酸化を防ぎ風味の良い黒糖が出来ます。
収穫したキビは、笠利の製糖工房「きょら海工房」で製糖してもらっています。焼酎かすを肥料に使った元気な畑で健康に育ったキビの風味を余さず閉じ込めた黒糖は、口どけがよく、香ばしいものになります。
一反の畑から、焼酎の原料にして一仕込み分と少しの黒糖が作れます。今は一反の畑で精一杯ですが、やがては出来たら畑を増やしていきたいと思っています。


自社栽培のキビで作った黒糖と龍郷町秋名で生産された米で仕込んだ100パーセント地場産の黒糖焼酎は、「山田川」(やまだごう)。黒糖の香りだけではなく、お米の香りもするのが特徴です。また、現在麹米の自社栽培も始めました。こちら3年の貯蔵を行った今年(2018年)の11月に発売予定です。

Japanese SAKE lineup 蔵元が出しているお酒

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