蔵元の紹介 Brewery's data

角口酒造店

奥信濃の地酒『北光正宗』は、長野県北部・新潟県境の雪深い飯山市で生まれます。厳寒の澄みきった空気と日本有数のブナの原生林をいただく麗峰・鍋倉山より湧き出る清らかで豊かな水、恵まれた自然の中で高精白の長野県産酒造好適米である「金紋錦」「美山錦」「しらかば錦」をふんだんに使い、杜氏・蔵人がていねいに育て上げました。 『北光正宗』は、北の夜空に光り輝く杓型をした北斗七星より命名いたしました。

  • 代表者: 村松茂樹
  • 本社所在地: 〒389-2412 長野県飯山市大字常郷1147
  • 電話番号: 0269-65-2006
  • 創業: 1869年(明治2年)
  • 公式HP

brewery profile 蔵元について・受賞歴など

杜氏と蔵人

長野県には酒造りの職人(蔵人)を多く輩出している地区が4つあり、それぞれの地区で酒造技術の向上等を目的として活動しています。名称を飯山醸友会、小谷醸友会、佐久醸友会、諏訪醸友会といいます。 お酒造りに携わる蔵人の中での最高責任者を杜氏(とうじ)と呼びます。杜氏はお酒の製造・管理だけでなく、酒造りのスケジュール管理や各蔵人の健康管理など様々な面で蔵全体を取りまとめています。製造する各酒の中でも吟醸酒クラスのお酒は、杜氏の技術と思いが特に色濃く反映されたものに仕上がっています。 角口酒造店杜氏 : 村松 裕也 1984年生まれ・経営者杜氏 飯山醸友会所属・飯山杜氏 清酒専門評価者(Sake Expert Assessor, NRIB)第24号認定 http://www.nrib.go.jp/kou/ssh_info.htm 「キレの良い酒造り」と「コンセプトに沿った酒造り」の2つを念頭に製造にあたっています。 毎日飲んでもらう普通酒から鑑評会用の大吟醸まで、可能な限り丁寧に手をかけて北光正宗を醸しています。

『北光正宗』のご紹介

奥信濃の地酒『北光正宗』は、長野県北部・新潟県境の雪深い「みゆき野」で生まれます。厳寒の澄みきった空気と日本有数のブナの原生林をいただく麗峰・鍋倉山より湧き出る清らかで豊かな水、恵まれた自然の中で高精白の長野県産酒造好適米である「金紋錦」「美山錦」「しらかば錦」をふんだんに使い、杜氏・蔵人がていねいに育て上げました。 『北光正宗』は、北の夜空に光り輝く杓型をした北斗七星より命名いたしました。

「北光正宗」の歩み

長野県飯山市の北端、雪深い太田今井の地で米穀商を営み、屋号を「こくや」とよんでいましたが、酒造業を始めたのは今から140年前の明治2年からで、今の蔵元で5代目となります。創業当時は地名から命名した「今泉」の銘柄で営業をし、その後「北光正宗」と改称しました。 当社は昔ながらの寒仕込みを続けております。一年中販売するお酒を冬期間にすべて造ります。造り酒屋ではその年の7月から翌年の6月までを一年とし、これを酒造年度(BY:ブリュワリーイヤー)といいます。即ち、今年は平成22酒造年度の酒造りということになります。

金紋錦(きんもんにしき)

弊社は長野県内産の酒造好適米(酒造りに適したお米)の中で珍重される金紋錦を使用している蔵元です。 金紋錦は長野県農事試験場で、“たかね錦“と“山田錦“の交配によって産まれた長野県が誇る酒造好適米であり、現在では日本国内で数社のみが使用できる希少種です。 過去には県内で広く使われていましたが、酒質のニーズや他の酒造好適米の台頭などにより石川県の酒蔵ただ一社のみが契約栽培で使用していました。 出来上がったお酒は味の広がりがあり熟成に耐え、さらに熟成による酒質の向上を期待できる優れた酒米です。

歴史

角口酒造店の歴史

明治2年(1869年)創業。新潟県との県境、冬の間3メートル以上の雪に覆われる日本有数の豪雪地域長野県飯山市に所在する県内最北端の蔵元です。創業者の「地元の人たちに愛されてこそ本当の地酒である」を理念に地域の方々を始め、この地方を訪れるお客様に飲み継がれてきました。 北光正宗は北の夜空に光輝く柄杓型をした北斗七星より命名いたしました。厳寒の澄みきった空気と日本有数のブナの原生林をいだく麗峰 鍋倉山より湧き出でる清らかで豊かな水と、高精白の長野県産好適米である「金紋錦」「美山錦」「しらかば錦」「ひとごこち」をふんだんに使い、20代の飯山杜氏・村松裕也の技術と、蔵人達が長年培った経験と情熱を酒造りに注ぎ込んでいます。

角口酒造店創業について

創業者である村松彦三郎は現在の蔵元所在地で米穀商を営み、屋号を「こくや」とよんでいました。酒造業は明治2年から始めたと言われています。創業当時は蔵元所在地の「今井」という地名から命名した「今泉」の銘柄で営業をしていまいたが、その後「北光正宗」と改称しました。当家の仏壇の引き出しから初代・村松彦三郎が書いたと思われる「明治弐年 我慢 彦三郎」という書が出てきました。そんな思いのもと、酒造りに向かったのでしょう。

当社の名称「角口」の由来について

酒造業を始めるに当たり、近くのお寺に屋号をつけてもらうため相談に行ったところ、「門口」(かどぐち)をいただいて来ました。当家のある場所はそのお寺へ続 く参道のちょうど入り口のかど(門)に位置するから、ということだそうです。しかしそれではチョット直接的すぎるのでは・・・?という訳で「門口」ではなく「角口」としたといわれております。当時は「今泉」という銘柄で営業を始め、その後「北光正宗」と改称しました。尚、当社は昭和29年10月に法人化し、現在の社名となりました。 初代  村松 彦三郎 2代   村松 源作 3代   村松 憲太郎 4代   村松 一郎 5代   村松 茂樹

受賞歴

創業以来一貫して真摯な経営を続けたことが高く評価され、昭和59年に堅実で健全な企業の証であり、全法人のごく僅かしか認定されない『優良申告法人』の表敬を初めて受け、4期連続してその栄に浴しております。これも弊社の酒造りに対する企業姿勢です。弊社は今後も更に精進を続け、日本が生み出した伝統文化・地酒を真面目に造り続けお酒を通して楽しく和やかな生活の演出をお手伝いして参りたいと思います。 『優良申告法人』の表敬 1期目 昭和59年11月13日 2期目 平成元年6月19日 3期目 平成6年6月3日 4期目 平成11年5月28日

近年の受賞暦

平成11年 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞 平成14年 全国新酒鑑評会 金賞受賞 平成14年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成15年 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞 平成15年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成16年 全国新酒鑑評会 入賞 平成16年 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞 平成16年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成17年 全国新酒鑑評会 入賞 平成17年 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞 平成19年 全国新酒鑑評会 入賞 平成21年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成21年 関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞 平成22年 全国新酒鑑評会 入賞 平成22年 第81回関東信越国税局酒類鑑評会 純米酒の部 優秀賞受賞 平成23年 全国新酒鑑評会 入賞 平成23年 第82回関東信越国税局酒類鑑評会 純米酒の部 優秀賞受賞 平成25年 全国新酒鑑評会 入賞 平成25年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成25年 第84回関東信越国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部 優秀賞受賞 平成26年 全国新酒鑑評会 入賞 平成26年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成26年 第85回関東信越国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部・純米酒の部 優秀賞受賞 平成27年 全国新酒鑑評会 金賞受賞 平成27年 長野県清酒品評会 県知事賞受賞 平成27年 第86回関東信越国税局酒類鑑評会 吟醸酒の部・純米酒の部 優秀賞受賞 平成8年 第1回いいやま景観賞受賞(建築の部) 平成18年 食品衛生優良施設として長野県知事賞受賞 平成23年 食品衛生優良施設として厚生労働大臣表彰受賞 平成26年 〈信州の老舗〉長野県百年企業として県知事表彰

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