飯沼銘醸株式会社
酒造りにとって大事な三つの要素は米と水と空気です。
米は地元産の酒米であり、水は自社敷地内の深井戸から汲み上げた水で、大谷川の伏流水と言われています。
この蔵元について BREWERY'S DATA
代表者 | 飯沼 徹典 |
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本社所在地 | 〒322-0604 栃木県栃木市西方町元850番地 |
電話番号 | |
公式HP | http://www.cc9.ne.jp/~suginamiki/ |
brewery profile 蔵元について・受賞歴など
杉並木の由来
「杉並木」の酒銘は、日光杉並木街道に由来し、街道筋には現在も一万三千本以上が成長を続けており、総延長三十五kmにも及ぶ並木が残されています。日光例幣使街道に面する西方町は良質な米の産地として、戦前から有名な田園地帯で、水も空気も折紙付きの環境の中に弊社は立地しております。その仕込水は男体山を水源とする大谷川の伏流水を使用し、そこで醸されるお酒は、新潟杜氏の技と相まって、スッキリしてしかも味わいのある風味を出しております。又、地元産の酒米の山田錦を使用した純米吟醸酒「杉並木 年輪」の味わいが好評を博しております。
江戸時代、諸国の大名が東照宮に競って、高価な金品を寄進するなかで松平正綱は寛永年間から20余年を費やし、約十万本の植樹を行ったのが杉並木の謂れである。
姿の由来
地元の「姿見の池」から「姿」という名前を名付け、新しい銘柄を造った。
「姿」の由来は、地元の西方町に「姿見の池」という池がある。姿見の池は、八百比丘尼(おびくに)伝説という物語の中に登場する八重姫という人物が、自分の姿を映したといわれている池である。
あることをきっかけにして、800年生きてしまった八重姫が、その池を覗き込むと、なんと18歳の姿のままだった。そんな自分の姿に驚いた。やがて尼になって巡礼の旅に出ることとなる。だが、長く生き過ぎた八重姫は若狭の海に身を投じて自らの命を絶ってしまう。この一連の物語に登場する、「姿見の池」が「姿」という日本酒の名前の由来である。