西之門 よしのや
善光御本尊は、戦国の戦乱に巻き込まれ、戦国大名の手を転々としました。慶長3年(1598年)、豊臣秀吉によって、御本尊は信州善光寺に帰され、信州善光寺再興の時代がはじまります。
京都より御本尊を運んだ大本願第百九世智慶上人に付き従った藤井藤右門昌兼は、善光寺に定住、寛永14年(1637年)、二代目昌長が酒造業を創業しました。
以来、「よしのや」は善光寺大本願に隣接する西之門町にて、酒・味噌を醸造し、「善光寺の酒」として親しまれ、今日に至ります。
善光寺にお参りの際には、お食事処「レストランさくら」、酒とみその店「よしのや」にぜひおたちより下さい。おいしい酒と料理でお待ちしております。
この蔵元について BREWERY'S DATA
代表者 | 藤井 信太郎 |
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本社所在地 | 〒380-0857 長野県長野市善光寺西之門町941 |
電話番号 | |
公式HP | http://www.nishinomon-yoshinoya.com/ |
brewery profile 蔵元について・受賞歴など
酒蔵工程詳細(バーチャル工場見学)
Step2 エントランスホール
明治期に建造された酒蔵の中に入場し、階段を上っていただきますとエントランスホールです。天井にむき出しになっている梁や柱は明治期のものを補修保存しました。奥にお進みいただくと工場見学ホールです。
Step5 製麹
かびの一種である麹菌を蒸米に植え付け培養します。 麹をつくるこの工程を「製麹」といいます。装置は上下2室に分かれていて、それぞれの部屋には金属の円盤があります。その上に蒸米を堆積させ、温度と湿度を調節した各室で一日ずつかけて、2日間で麹に変えていきます。
Step6 醗酵
醗酵タンクに麹、蒸米、酵母そして水を入れて酒にする工程です。麹による糖化と酵母による醗酵の二つの作用が同時に進行して、次第にアルコール度数が高くなっていきます。この時の液体が「醪(もろみ)」です。
Step7 圧搾
醗酵を終えた液体は圧搾機により搾られ、酒と酒粕に分離されます。これを上槽(じょうそう)といいます。かつては槽(ふね)と呼ばれる箱状の圧搾機を使って搾りました。圧搾機の部屋の前に置かれているのがこれですが、現在もこの技術により上槽を行っている酒蔵もあります。