蔵元の紹介 Brewery's data

梅乃宿酒造

新しい酒文化を創造する蔵へ。
梅乃宿は、日本酒の未来を見据えた新しい取り組みに挑戦しています。それが、日本酒イコール清酒という既成概念を捨てた、新しい日本酒造り。すでに日本中、そして世界で愛されているリキュールも、梅乃宿が創造してきた「新しい酒文化」のうちの一つです。日本酒が持つ可能性をさらに引き出し、世界中で日本酒のファンを広げるために、梅乃宿の挑戦はこれからも続きます。

この蔵元について BREWERY'S DATA

代表者 吉田 佳代
本社所在地 〒639-2102 奈良県葛城市東室27
電話番号
公式HP https://www.umenoyado.com/

brewery profile 蔵元について・受賞歴など

梅乃宿という蔵

120年余の歴史を礎として。

菩提山正暦寺に「日本清酒発祥之地」の碑が建ち、初めて日本酒が醸造されたという言い伝えがある万葉の地、奈良。この奈良の葛城山の麓で、1893(明治26)年に梅乃宿は産声をあげ、大和の地酒にこだわり続けて120余年の時を過ごしてきました。重ねた歴史を礎に、確かな酒造りを続けています。

何事にも妥協しない。だからこそ、造り出せる味があります。

日本酒の醸造におけるオートメーション化が進むなか、梅乃宿は高精白にこだわり、人が手をかける製法を守りながら、心地よい余韻を残す懐の深いお酒を造り続けています。米、麹、酵母、そして水。自然の恵みと人のコラボレーションが生み出す味わいは、これまでも、そしてこれからも、梅乃宿の自慢です。

新しさを創るという考え方。

歴史を重ねながら学んできたことをもとに、日本酒の可能性を探る。それが、梅乃宿の新たなる挑戦です。グローバル化が加速する時代のなかで、日本酒の楽しみ方はさらなる広がりを見せています。だからこそ次の流れをつくり、多様な楽しみ方を提案することで、梅乃宿のファンを増やしたいと考えているのです。新しい酒文化を創造する蔵へ。梅乃宿は、新しい一歩を踏み出しています。

梅乃宿ブランドが示すもの

人を幸せにする新しい酒造りに挑戦しています。

梅乃宿が考える新しい酒文化の創造とは、日本酒のおいしさを求めながら楽しさも探っていくこと。このため、日本酒造りで培ってきた技術をもとに、若い世代に日本酒の魅力を知ってもらう取り組みにも果敢にチャレンジしています。その代表が、日本酒ベースのリキュール「あらごし」シリーズ。ベースに日本酒がありながら、日本酒以外の酒造りができるのも、確かな技術を持った日本酒の醸造蔵だからこそです。こだわるのは、カテゴリーや名称ではなく、飲む人の笑顔。梅乃宿は、人を幸せにする酒造りに挑戦していきます。

守るべきものは守り、変えるべきものは変える。
日本酒文化を後世に伝えることも、
日本酒の新しい価値をつくりだすことも、梅乃宿の使命です。

お屠蘇、花見酒、月見酒。日本酒は日本の年間行事に欠かせない食の一つです。しかし近年、若い世代の日本酒離れや欧米志向などにより、日本酒の文化や製造ノウハウが失われつつあることも事実です。梅乃宿は、伝統の日本酒文化を守り、次の世代に引き継ぐ継承者でありながら、一方で日本酒の可能性を広げ、新しい日本酒を世の中に送り出す開拓者、日本酒の魅力を世界中に広めるエバンジェリスト(伝道師)でもありたいと考えています。

スタッフ全員が、チャレンジすることの意味を知っています。

日本酒の国内消費量が減り続ける時代にあって、梅乃宿を支えてきたのはスタッフのチャレンジスピリットだと言っても過言ではありません。不可能を可能にする強固な意志、どんな目標にも立ち向かって行く前向きな姿勢と熱意。そして、お客さまとの間に築く信頼という絆。常に新しい挑戦に立ち向かっていくスタッフ一人ひとりのスピリットが、梅乃宿の財産なのです。

梅乃宿クオリティ

新しいお酒を創造する

梅乃宿は、お客さまのニーズを1日も早く形にするために、常に情報収集を徹底して⾏い、スタッフ全員の⾏動⼒を武器に、スピード感のある商品開発を進めています。 リキュールの開発時には、原料果汁の品質を維持するため、全国の産地および各果汁工場を視察し、その品質をチェックします。その際、風味の良さはもちろん、供給面、衛生管理面のチェックにも気を抜きません。

梅乃宿の味を造る

梅乃宿の自慢は、正直な酒造りをしていること。同じ生⽶でも気温や湿度により⽔分含有量が変化するため、洗⽶・浸漬をする前に、白⽶の⽔分を測定して理想的な蒸し上がりにしています。発酵中は、醪の分析⽤に採取した濾液を毎日利き酒します。香り、味などの官能的な検査と同時に、すべての麹を⼒価測定して数値化し、結果に対する検証を⾏うことで、再現性を⾼めています。

梅乃宿の味を守る

梅乃宿は、すべてのお酒のデータを取り続け、積み重ねることで、品質の細かな変化や異変を察し、さらなる品質向上につなげています。このため、自動分析機を導入し、オートメーション化することによって人為的な誤差のないデータ収集を可能にしました。リキュール製造の際は、すべての調合作業をマニュアル化し、誰が調合しても同じ味、同じ品質の商品を製造する体制を整えています。

 

梅乃宿おすすめのおいしさを保つ

梅乃宿は、毎日棚卸を⾏い、在庫管理の精度を上げています。さらに、商品によって異なる 保管温度を守り、お酒ごとに最適な環境づくりに努めています。 また、常により良い資材をより安価に仕入れる工夫を⾏なうことで、コスト削減に努めるほか、作業現場で資材の取り間違いがないように、資材棚の⾒える化を徹底しています。

おいしさをお届けする

梅乃宿は、出荷前の商品検品を念入りに⾏うことで、お客さまに満⾜いただける商品を世の中に送り出しています。出荷前のボトルには、照明つきの台でラベルを貼り、異物が入っていないかなどのチェックも同時に⾏っています。貼り付けたラベルが破損しないように、梱包にも手を抜きません。出荷は、スピードが命。オーダーをいただいてから出荷までのスピードも、他社より早い⽔準にあることが自慢です。より早く、おいしさを維持したまま商品をお客さまのもとにお届けできるように、常に物流業界の情報収集も⾏なっています。

梅乃宿のファンをつくる

梅乃宿は、幅広い商品をラインナップすることで、北は北海道から南は九州・沖縄まで、さらには海外の各国にもファンづくりを進めています。蔵では、蔵体験や蔵⾒学を積極的に受け入れることで、お酒の魅⼒を多くの⽅に知っていただきたいと考えています。

梅乃宿の財産はスタッフ

梅乃宿の酒造期間は9ヶ月で、その間、蔵は休みなくお酒を造り続けます。泊まり込み作業もあるため、蔵人が充分な休暇、プライベートの時間をつくれるように配慮しています。また、蔵人以外のスタッフの時間管理も徹底し、時間外勤務の削減に努めています。これによる体⼒的、精神的な余裕が、酒造りだけでなくお客さま対応にも良い影響を生み出しています。

おいしさとすべての人の笑顔のために。

梅乃宿のおいしさをつくりだす大きな要素の一つが、クオリティに対する取り組みです。
製品の安心と安全を守り、お客さまの安心感と満足度を上げるために。そして梅乃宿で働くスタッフの安心と安全を守り、その一員であるという誇りを確かなものにするために。
梅乃宿は、酒造りのあらゆる工程におけるクオリティを維持し、向上させるための取り組みを徹底して行なっています。

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