焼酎 Shochu

高田酒造場のロングセラー 高精白の純米を使用
旬(シュン)は味と香りのバランスがとれた根強い人気のロングセラー商品です。
原料の米にはお金を惜しまないのが、私どもの蔵の鉄則です。
旬も厳選された高品質の酒米を磨きぬいて、米粒が小さくなるまで精白度を上げ、さらに吟醸香を引き出す酵母を使っています。
すっきりしていて、飲むほどに旨い減圧蒸留の25度。
ぜひ、球磨焼酎をご堪能ください。

プチッ、パチッ、と音がする
旬で使う発酵中のもろみは、真っ白の泡がプチッ、パチッ、と音を立てて勢いよく吹き上がり、ひと目でそれとわかります。
12代目が若い頃、新潟県のこだわりの地酒の蔵元に出向いて、何年間も一緒に学んで会得した吟醸酒仕込みの技です。

もちろん基本の伝統を受け継ぐ生粋の球磨焼酎です
「旬」を造り上げる吟醸仕込みの技は、球磨焼酎の基本を守りながら発揮しています。
「旬」は高田酒造場の伝統を受け継ぐ石蔵の麹室、カメ仕込みの手造り球磨焼酎です。

『旬』に込めた父子の気持ち
12代目が磨き上げた「旬」
12代目・啓世(たかひろ)が帰郷した翌昭和60年、いよいよ自分の力で焼酎造りが始まりました。
12代目は遊ぶこともなく、若さと体力に任せて没頭し、次々に新しいタイプの商品を開発していきます。
昭和63年には樫樽貯蔵の『オークロード』『原酒』を発売、アイガモ農法米を使用した『郷の鴨遊び』は、その当時どちらも日本で初めての商品化でした。
そんな中、味と香りのバランスが絶妙の高級酒米を使用した「旬」が誕生しました。

『旬』の文字に託した思い
平成9年、病気で入院する直前の先代に、12代目は新商品の文字を書いてもらいました。
商品名は、今が盛りという意味の『旬』。
後継者として『旬』の文字に先代としての父への思いを託しました。
筆に墨をたっぷり含ませて、先代は『旬』の一文字を力強く書きます。
そのとき先代は寡黙でした。
口には出さなくとも、父と子の気持ちは通じ合い、それまでの苦労はいっぺんに報われました。

愛され続ける『旬』
平成10年4月、熊本国税局の酒類鑑評会において、九州の焼酎蔵で最高とされる焼酎製造場の代表受賞蔵を授与されました。
今現在も、味と香りのバランスがとれた球磨焼酎として、根強い人気の商品になっています。

このお酒について DATA

  • 原材料 米・米麹
  • 白麹
  • アルコール度 25

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このお酒の蔵元

高田酒造場

熊本県球磨郡あさぎり町の【合資会社高田酒造場】は焼酎造りにこだわり続けて100余年、球磨焼酎の伝統を守りながら、丁寧な仕込みにこだわり、常にチャレンジし続けています。
これまでの伝統を守りつつ、これからも米焼酎のイメージを覆すような新しい球磨焼酎を造り続けます。

『できるだけ自然のままに』これが私たちの焼酎造りの基本です。
焼酎は全て手造りで、昔ながらの石蔵の麹室、カメ(甕)仕込みを受け継ぎ、こだわりの少量生産を守っています。
仕込み蔵に入る山からの風、安定した環境の土の中のカメ、周りの自然環境もここだけの焼酎を造ります。
『100年の歴史を、次の100年につなげたい』
量を追わない、質を高め続ける焼酎造りを、私たちはこれからも続けていこうと思います。

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