るみ子の酒、妙の華、英、はなぶさ

銘柄により酒屋様に取扱いの無い場合もございます。予めご了承ください。

深井中野酒本店：「前略　　只今、平成三年六月二十二日午前一時です。先だって買ってきた『夏子の酒』を読み終えたところです。私も実は、造り酒屋の跡取りとして生をうけました。製薬会社に勤めておりましたが、父が脳梗塞で倒れ、急遽主人と結婚し、家業を継ぎました。」こんな書き出しで始まる手紙を読んだ『夏子の酒』の著者、尾瀬あきら氏は「放っておけない」とばかりに、親しい蔵元や酒販店と共に伊賀に飛び、蔵仕事を手伝ったり、アドバイスしたりと、「るみ子の酒」はそんな状況の中から生まれた純米酒です。こういった経験からか、森喜夫妻に教えを乞う人にも隠すことなくすべてを出し、また私共、酒販店に対しても分け隔てなく接してくれる、実に懐の深い夫婦です。
　森喜酒造では製品すべてが純米造り、機械はほぼ無い手造りの蔵元です。わずか200石の蔵元ではありますが、米作り、酒造りにおいて真摯に取り組む純米蔵です。