初代からの銘柄を復刻 高田酒造場 会心の代表作です。
秋穂は明治35年、高田酒造場の創業時に発売された銘柄です。
この秋穂を平成15年6月の高田酒造場 創業百周年を記念して、8年がかりで復刻させました。
当時の造り方を守りながら、新たな製法も取り入れたことにより、秋穂を超越した焼酎が完成し、銘柄を「秋ノ穂」と名付けました。
製造年と限定番号を刻印したビンテージで、生産量は毎年変動する希少酒です。
米本来の深い味と香り、しっかりとした旨みは、ほかに類をみません。
ロックやストレートでお楽しみください。
自家栽培 山田錦使用
原料は自家栽培の山田錦を用い、石蔵の麹室、カメ仕込み、カメ貯蔵という完全手造りです。
麹歩合を多くしたことにより、今までにない深い旨味と香りが広がります。
米本来のしっかりとした香味をお楽しみください。
製法は昔ながらの常圧蒸留
今日、大勢を占めている減圧蒸留に比べて、常圧蒸留は多種多様な香気成分を含み、麹や原料の持つ風味が生きています。
クセの少ない減圧蒸留に比べ、常圧蒸留は従来(古来)からの製法で、重厚な香りになるのが特徴です。
高田酒造場の原点ともいえる「秋ノ穂」は、熱烈な球磨焼酎ファンの期待に応え続けます。
初代からの銘柄「秋穂」
明治35年の創業時に発売された常圧蒸留の銘柄「秋穂」は、創業時以来、高田酒造場の唯一の銘柄として親しまれてきました。
時代が流れ、歴史とともに焼酎造りも移り変わり、独特のニオイがある常圧蒸留から減圧蒸留へ移行します。
そして、減圧蒸留を主流とする新たな商品開発が盛んになり「秋穂」は、いったん終焉を迎えることになりました。
復刻版「秋ノ穂」の誕生
一時、終止符を打っていた秋穂は、平成15年の創業百周年記念に12年間のブランクを経て「復刻版 秋ノ穂」として登場しました。
秋ノ穂の仕込みは平成10年から始まり、原料の山田錦は自家栽培を行いました。
石蔵の麹室、カメ仕込み、カメ貯蔵にこだわった完全手造りです。
伝統製法の中に新技法を取り入れ、あの常圧独特の抵抗のあるニオイはまったく無く、それでいてしっかりとした旨みが広がる会心の焼酎として生まれ変わりました。
「秋穂」への想い
当初、現当主としての代表作として『第12代又助』と名付ける予定でした。
しかし、100周年記念として販売するために、由緒ある「秋穂」の名を残しました。
常圧蒸留は奥が深いのですが、秋ノ穂はそのことを感動的に実感できる球磨焼酎の逸品です。
高田酒造場として、歴史と思い入れのある球磨焼酎「秋穂」がこれからも愛され続けることを願っています。
このお酒について DATA
- 原材料 米・米麹
- 麹 白麹
- アルコール度 25
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Relation
高田酒造場
熊本県球磨郡あさぎり町の【合資会社高田酒造場】は焼酎造りにこだわり続けて100余年、球磨焼酎の伝統を守りながら、丁寧な仕込みにこだわり、常にチャレンジし続けています。
これまでの伝統を守りつつ、これからも米焼酎のイメージを覆すような新しい球磨焼酎を造り続けます。
『できるだけ自然のままに』これが私たちの焼酎造りの基本です。
焼酎は全て手造りで、昔ながらの石蔵の麹室、カメ(甕)仕込みを受け継ぎ、こだわりの少量生産を守っています。
仕込み蔵に入る山からの風、安定した環境の土の中のカメ、周りの自然環境もここだけの焼酎を造ります。
『100年の歴史を、次の100年につなげたい』
量を追わない、質を高め続ける焼酎造りを、私たちはこれからも続けていこうと思います。
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