蔵こんは好きなお酒の売っている店が探せるHPです。ゆえに、データとして見えてしまうのです。蔵こん内でよく検索されている銘柄が・・・
という訳で、今回は蔵こん内でよく検索されている銘柄を5つご紹介したいと思います。ランキング入り納得の銘柄から、意外な銘柄まで様々なお酒がランクイン。一体どんなランキングになっているのか?そして、あなたはその銘柄を飲んだことがあるのか?
是非、お楽しみください。
第5位
川中島 株式会社酒千蔵野
酒処、長野県が誇る銘酒川中島が5位にランクイン。川中島といえば、上杉謙信と武田信玄が何度も争った川中島合戦の地としても有名です。そのせいか川中島と聞くと、雄々しいイメージがあります。が、そんなイメージとは異なり、クオリティー高く、繊細でありながらも豊潤な印象のお酒ですね。
酒千蔵野さんは、長野県で初めて女性杜氏が就任した蔵でありながら、1540年に創業した伝統を誇り(前述した川中島合戦より前)、かの武田信玄もその酒を口にしたのだとか…。美味さと浪漫を感じるお酒です。
第4位
自然郷、楽器正宗 大木代吉本店
「自然郷」は食中酒がコンセプトで、米の旨味や甘みを感じることが出来ます。「自然郷」シリーズの中でも「さわやか自然郷」は圧倒的にコストパフォーマンスがよくオススメです。「楽器正宗」は、コスパが抜群で美味。近年、日本酒はやや高級路線が増えているので、「楽器正宗」や「さわやか自然郷」のようなコスパのいい財布に優しいお酒は特に有難く感じます。
福島県で開拓者精神と豊かな自然とともに時代に先駆けた酒造りに挑み続ける酒蔵様です。蔵こんの特性上、「自然郷」と「楽器正宗」は同じランキングになってしまいますが、ほぼ検索されているのは、「楽器正宗」目当てなのかなと勝手ながら考えております。なぜなら、「楽器正宗」は現在、最も注目を集めている銘柄の一つだからです。
まだ、飲んだことのない日本酒ファンは「なんちゃって日本酒ファンかな」と思ってしまう。それほど、注目されている銘柄です。
第3位
新政、NO.6、エクリュ、ラピス 新政酒造
ここにきて、現在の日本酒業界をけん引する銘柄が第3位にランクイン。日本酒ファンの中でも、ライトなファン層からヘビーなファン層まで多様なファンを抱える酒蔵様です。そんな「新政」、一言でいえば「高クオリティ」!こんな表現だとファンからは怒られてしまいそうですが、とにかく外すことのない旨さ。秋田の風土や伝統を感じさせつつ、革新的な味わいにはただただ脱帽です。
少しネタバレになってしまいますが、ランクインした中で通信販売などでいわゆるプレミアが付けられている銘柄は、この「新政」ただ一つです。その凄み・・・まさに、今の日本酒業界をけん引する銘柄の一つと言えるのではないでしょうか。
第2位
喜久盛、タクシードライバー 喜久盛酒造
印象的なラベルのお酒が多い岩手県の「喜久盛」がここで2位にランクイン。ちなみに、「きくざかり」と読みます。「鑑評会の先生に評価される酒ではなく、焼鳥屋の親父に好まれる酒」を目指した酒造りを行っているそう。「電気菩薩」「タクシードライバー」写真の「北上夜曲」、「死後さばきにあう」など、一風変わった名前・ラベルの商品が多く、ファンを多く抱える酒蔵様です。
第1位
光栄菊 光栄菊酒造
九州の酒処、佐賀県の光栄菊酒造の光栄菊が見事1位にランクイン。
ちなみに、このお酒のことを知らないという方もいがいに多いのではないでしょうか?それもそのはず、光栄菊酒造は創業こそ1871年ですが、2006年に一度廃業し、2019年になって復活した酒蔵様なのです。復活した当初から注目を集め、今や最も注目されているお酒と言ってもいいでしょう。
皆さま、いかがでしたでしょうか?ランキング入りの銘柄を作っている県をみていくと、長野県、福島県、秋田県、岩手県ときて、佐賀県の酒がくるランキングというのは現在の日本酒業界を象徴しているように見えて、非常に興味深い結果となりました。
日本酒と言えば東北や北陸といったイメージを持っているかたも多いのではないでしょうか?確かに、日本酒造りにおいては、ある程度寒い地域の方が向いているのは事実なのですが、その辺りは科学技術の発達によってくつがえされつつある。そんな、日本酒業界の現状を表したような結果だと勝手ながら考えております。今後も、全国津々浦々で、新しく美味しいお酒が生まれていくことを願います。
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