・自己紹介:トムケ(30代・女性)
音楽教室講師、ライター。食事と一緒にお酒を楽しむのが好き。宅飲み派。
日本酒の味は言わずもがな、二日酔いしにくいところがお気に入り。
・お酒を選んだ理由
上善如水は以前に飲んだことがあったので、熟成となるとどのくらい味が違ってくるのか興味がわきました。
ボトルのデザインと色が美しいので、ちょっとした手土産にも向くのでは?と思い、味見をしておきたいと思ったことも理由の一つです。
・飲んだ感想
桜色の瓶が華やかな印象で気に入りました。せっかくなので、自然光と蛍光灯によって色が変化するネオジウムガラス製のえくぼ酒杯でいただくことに。
熟成ということでお酒に若干の色がついているかと思いましたが、青冴えという表現がぴったりの透明感!グラスの透明感とあいまって、絹のようななめらかさを感じさせてくれます。注いだ時の香りは上品で、お米の甘みを思わせる豊かなもの。
そんな見た目や香りから、熟成といってもかなり淡白なのでは?と思いましたが、口に含むと意外にしっかりとした酸味が。果物や野菜のように深みのある酸味は、非常に後味がよく口当たりがやわらか、喉の通りが爽快です。酸味がある酒にありがちな苦味やエグみもまったく感じられず、するりとした味わいに魅力を感じました。
ふだん、晩酌というよりは食事をしながらお酒を楽しむことが多いのですが、こちらの「熟成の上善如水」は、和食と洋食のどちらにも合わせやすく気に入りました。シンプルにお新香と楽しんだり、肉野菜炒めの脂っこさを洗い流してもらったりと、料理を選びません。
少し冷やして飲むとおいしいとありましたので、グラスも少々冷蔵庫に置いて引き出したところ、食事のあいだじゅう、飲み口の冴えを失わずに楽しむことができました!
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