【飲み屋へ行こう】東京都港区「山本魚吉商店 虎ノ門店」(虎ノ門駅)

不定期にて飲食店の名店を紹介する「飲み屋へ行こう」。

今回「蔵こん」では、天吹酒造の「天吹 うるとらまりん」を軸に、蔵元から酒販店へ、酒販店から飲食店へとつづくお酒のリレーを記事にしてまいりました。

そしてこれからご紹介する「山本魚吉(うおきち)商店 虎ノ門店」は、前回に引き続き、東京都台東区「ふくはら酒店」さんからのご紹介です。

山本魚吉商店 虎ノ門店

「山本魚吉商店」は魚を中心に都内4店舗のお店を運営する、株式会社FF.aが2017年11月にオープンした、「お手頃な値段で本物の美味しさを」提供する飲み屋です。

今回もいつものように、酒に肴に舌鼓を打ちつつ、林店長にお話をうかがいました。

「天吹 うるとらまりん」は「天吹 I LOVE SUSHI」と同様で、お魚に最適なお酒ですから、さっそく店長におすすめの魚をお願いしました。

「生さば刺し¥780」
一番人気のメニューだそうです。厚切りのしっかりとした身が、絶妙な切込みにそってほぐれ、思わず顔もほころぶ美味しさです。
毎日築地から買い付けしていますから鮮度も良いし、お店としては値段を抑える努力を大切にしているそうです。
「うるとらまりん」との相性もばっちりです。

ってあれ?どこかで見たことがあるグラスだと思ったら、「雪男」じゃないですか。

「会社で青木酒造さんに遊びに行って、カップのお酒のデザインが良いから、みんなで飲み干したんですよ」
と苦笑いの林店長。遊び心ですね。

「遊び心は大切ですね。お客さんが飽きてしまわないように、お酒選びもすごく気をつかうんですよ」

例えば…と言って、店長が冷蔵庫からお酒を取り出します。

「いまはラベルも、中身も、おもしろいお酒が多いですからね。これらはメニューにないお酒なのですが、私たちのお店のなかでも、ウチだけが日替わりでおもしろいお酒を沢山いれているんです。ですから、今日紹介するお酒も、いつもあるわけではないんですよね」

日替わりで入れるお酒は店長の趣味ですか?と聞いてみると、「自分でもお酒の勉強をしたいという気持ちがあるので、社長にお酒を選ぶ権限をもらってリサーチしてます」とのこと。
リサーチをするのは仕事がお休みの日で、「酒屋さんの好みや、傾向等、色々見えてきますよね」と言って嬉しそうに笑う店長。間違いなく酒好きの面持ちです。

「ウチでは、お酒の値段は一律でわかりやすく、かつ、お酒に詳しくない若い方でも楽しめるように、ラベルが可愛いお酒や、味が特徴的なお酒など、いろんなお酒を揃えるようにしています」

グラス(100㏄)480円、徳利(270㏄)980円。

「昔はお酒といえば淡麗で辛口の、というタイプが人気でしたが、いまは純米の、という風に需要が変わってきている感じがあります。一方でさきほどのお酒のように、ラベルが可愛い、名前が可愛いといった理由でお酒を飲まれる方も増えていますね」

林店長はまだお若いのに、お酒をよく研究されているなあと感心しまして、例えばおすすめ料理の「赤メバルの煮付け」にあわせるとしたら、どのお酒をお勧めしますか?と聞いてみました。

お店の壁にその日のおすすめメニューが書かれています。

「赤メバルの煮付け」

煮付けの味わいをあっさり目に抑え、メバルの旨味をグッと引き出す味付け。
一方で大根は沁み沁み、ゴボウ、ネギが絶妙にマッチします。

「こちらにあわせるなら、睡龍の19BYですね」(※平成19年に造られた古酒)
と、人肌燗くらいの、かるく温めた古酒をだしてくれました。
古酒は癖が強いものが多い印象がありますが、こちらは味わいがまるく、深みのある美味しさでした。

「少し温めると、酸味がマイルドになって良いですよね。古酒が苦手な方が一番抵抗を感じるところが、味の角が立つ感じだと思うので、それが抑えられます。ここから冷めてもまた、ちょっと味が変わって美味しいんですよ」

場所柄もあり、仕事終わりのお客さんで賑わいを増してまいりましたので、このあたりで「ご馳走さま」。酒好きを引き付けてやまない新橋周辺に、また一つ名店がオープンしておりました。

お店情報

山本魚吉商店
公式HP http://ffood-a.com/restaurant/uokichi/

電話番号 03-6883-9261
営業時間 16:00~23:00
定休日 土・日・祝日

東京都港区西新橋1-21-1 サンクレスト壱番館1F

新橋駅徒歩5分
内幸町駅 徒歩6分
虎ノ門駅 徒歩3分

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